RS3M2020用バネ鳴き軽減ワッシャー

smartshipさんからRS3M2020用のバネ鳴き軽減ワッシャーをご提供いただきました!

MoYuのRS3M2020は値段も安く、初期状態で何も調整しなくてもかなり回しやすい、コストパフォーの良いキューブです。しかし、バネがチリチリ鳴くところに少しチープ感があります。

そもそもバネ鳴きとは、なぜ発生するのか?

ワッシャーなしの図

1)バネはセンターピースの床とバネの頭に挟まっていてセンターピースがコアから離れるほど強い反発を生じる
2)バネの反発力があるため、バネはバネの頭にも、センターピースの床とも強く摩擦しているのでバネが滑らないでねじられると、バネの直径が大きくなったり小さくなったりするようになる
3)ある程度バネの変形が進むとバネに蓄えられたねじる力の方が、摩擦に耐えられる力より大きくなり最後はバネが元の形に戻る
4)そのときに、バネの先端(端のとがっているところ)がネジの頭や、センターピースの床をひっかくことになり、引っかき音が発生します。またバネ自体が元の形に一気に戻るため、その際にも音が発生します

以上がバネ鳴きが発生するメカニズムです。

それでは、それを抑えるためにはどうするか?

方法1)潤滑剤をバネ付近にさすことでバネを滑らせ、回転によってバネがよじれて直径が大きくなったり小さくなったりしないようにする
方法2)バネの先端(端のとがっているところ)が滑るような材質のワッシャーを追加するか、元々ついているワッシャーをそのようなワッシャーと交換する。
ワッシャーのバネと反対側の面はネジの頭の裏面かセンターピースの床面と摩擦するが、その面との摩擦係数も小さくなるので、バネがよじれるのを防ぐことができます。
結果的によじれから一気に解放される瞬間がこないためバネは鳴かなくなります。

ワッシャーありの図

ということで、今回の「バネ鳴き軽減ワッシャー」は後者の「方法2」のために、ネジの頭とバネの間にはさむための非金属のワッシャーです。

バネの下側(センターピースの床側)には金属製のワッシャーが最初からついていますのでそこではありません。(そもそもそこにつけるにはワッシャーの内径が足りないため、今回のワッシャーでは無理です

詳細はレビュー動画を作成しましたのでご覧ください!

RS3M2020用追加マグネット

smartshipさんからRS3M2020用の追加マグネットをご提供いただきました!

MoYuのRS3M2020は値段も安く、初期状態で何も調整しなくてもかなり回しやすい、コストパフォーの良いキューブです。しかし、少し磁力が弱いと感じることがあります。

磁力を増すために、追加のマグネットをつけると良いのですが、私が持っていた Φ4mm × 1.5mmのマグネットは、追加でつけたら少し磁力が強すぎる感じがしました。

今回smartshipさんからΦ3mm × 1.5mmΦ3mm × 2mmのマグネットを提供して頂いきましたので両方を試してみました!

エッジの分解はステッカーレスの場合は引っ張るだけで簡単に外れましたが、ブラックモデルの方はかなり固く、スクレーパーのようなものがないと辛かったです。

追加マグネット装着後の使用感としてはΦ3mm × 2mmのマグネットを追加すると、磁力がいい感じに強まり、しかもΦ4mm × 1.5mmのマグネットを追加したときのような磁力が強すぎるという感じもしませんでした。
Φ3mm × 1.5mmのマグネットの方は追加で付けも、あまり磁力が強まったという実感はありませんでした。

ということでΦ3mm × 2mmのマグネットは試してみる価値はあると思います!
あとはお値段がいくらになるかが楽しみですね!